ともってなに? of 地域活動支援センターとも

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地域活動支援センターともって何?

地域活動支援センターとは?

A-10_001.png地域活動支援センターは障害者自立支援法における地域生活支援事業の一つで、市町村の必須事業です。
障がいのある人が、その有する能力や適性に応じ、自立した日常生活や社会生活を営むことができるよう、住民に最も身近な市町村を中心として、相談支援やコミュニケーション活動を行っています。
具体的には「①創作的活動または②生産活動の機会の提供、③社会との交流の促進などの便宜を供与する、もって、障害者等の地域生活支援の促進を図る」ことを目的としており、さらにI型は上記に加え「④専門職員を配置し、医療・福祉および地域社会基盤との連携強化のための調整、⑤地域住民ボランティアの育成、⑥障がいに対する理解促進を図るための普及啓発等の事業を実施、さらに浦安市独自の⑦千葉県指定相談事業の実施」の7つの目的を持っています。

地域活動支援センターとも


地域の中で自分らしく暮らしていく

「地域活動支援センターとも」は、当事者主体の活動拠点として、障がいのある人もない人も地域の中で自分の持っている力を発揮し、自分らしく生きていくことのできる社会づくりを目指して事業を行っています。
対象者は、身体、知的、精神、発達などの障がいの種別を問わず、浦安市在住・在勤の16歳以上の方としています。また、障害手帳のあるなしにかかわらず、地域で自立して暮らしていくことが難しい方も対象です。
地域活動支援センターの中で障がいの種別を問わない施設は少なく、ましてや障がいのない方を受け入れているところはさらに少なくなります。
ともが地域で暮らす方を区別なく受け入れているのには、次のような理由があります。

新しい出会いがもたらす効果

様々な方に活用いただくことで、いろいろな方が出会い、かかわりができ、その新しい出会いは新しい効果をもたらします。
たとえば、軽度知的障害の方と精神障害の方が地活のフリースペースで出会うことで、人とかかわりたい、人に理解されたいという欲求を補完し認め合うことができたり、一般就労をしているけれど仕事が長続きしない障害手帳を持っていない利用者さんが、知的障害の方に出会うことで自分のペースで仕事をする大切さに気づいたり、他人とかかわることを学んだりすることができるようになったケースがあります。
こういった「人と人が関係することで起こる化学変化」は、様々な個性が交わる社会では必ず起こる現象ですが、残念ながら障がいを持つ人にはその機会が少ないのが現状です。障がいがある人も、人と人がかかわることで起こる変化を体験することで自己の成長が促せると、ともは考えます。

障がい者の主体性と地域の方の感受性を高める

「とも」が行う地域活動支援センターI型は平成19年度 厚生労働省障害者保健福祉推進事業の「地域生活支援事業の先駆的・試行的推進事業」の中で一年間研究した結果できあがったものです。
障がいのある人の主体性を高めるだけでなく、地域の方の障がいに対する感受性(障がいに対する差別や偏見をなくし、障がいは誰にでも起こりうること、自分たちの身近にあることだと意識するようになること)を高めることを二本の柱としています。
最終的にはその両者が一体となり、障害者自立支援法の理念である「自立と共生の実現」の一端を担うことを目指しています。

「地域活動支援センターとも」の歴史



平成19年3月  浦安市障害者福祉計画の発表
        平成23年に「地域活動支援センターⅠ型」を設置することが浦安市障害者福祉計画にもりこまれる

平成19年4月  とも独自の事業計画案を浦安市に提出
        急速に成長を遂げる浦安で、不足する学校卒業後の社会資源の解消や、障がい者が主体的に活動でき        る仕組みづくりや、地域の人たちと共生するために必要な社会資源の立ち上げのために、市の計画よ        りも前倒しで地域活動センター㈵型を設置する必要性があると考え、事業計画案を市に提出。

平成19年6月  厚生労働省「障害者保健福祉推進事業プロジェクト」に応募し、採用される。

        全国の実態を知り、浦安市に提案した事業計画が利用者にとって必要十分かどうかをプロジェクトで        検証。市担当者とともにプロジェクトを進めることで、浦安市に適した地域生活支援センター㈵型の        検証を進める。

平成20年4月  地域活動支援センターⅠ型スタート
        住宅街の中の「今川センター」、新浦安駅前の「ほっぷ」という分散型の支援センターを開設

平成20年10月 昼ほっぷスタート
        新浦安駅前の行政サービスセンター跡地にリサイクル店をOPEN。利用者の生産活動を開始。 


        夜ほっぷスタート
        利用者の工賃確保と、障がい者が普通の人と同じように外食や飲酒、接客を経験できる機会や環境を        作ることを目標に立ち呑み処をOPEN。

平成20年11月 大野市物産展実施

平成21年1月  地活新聞創刊

        「福祉」や「障がい」を地域の方により身近に生活の中にあるものとして感じていただき、さらに何        か新たな感情や思いが生まれるきっかけとなることを目指して創刊。

平成21年4月  「ほっぷの夕べ」開始
        障がいのある人を地域の方に理解してもらうこと、障がいのあるなしにかかわらず人と人が出会い交        流する場を作り地域づくりの一端を担うことを目的に開始。

平成21年10月 地域活動支援センター1周年
        記念式典を4回に渡り行い、1年の活動をスライドで紹介した後、お客様と歓談。

平成22年5月  アウトサイダーアート展開催
        アトレのフリースペースを借りた創作活動(絵画)の発表
        障がいを持つアーティスト2人の作品を展示して、多くの方に見ていただく。

平成22年12月 地域活動支援センターとものホームページ完成

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地価が高く土地が少ない浦安市では、7事業すべてを行う大規模施設を作るのは難しいため、拠点を二つに分けることにしました。
二つに分けた効果を最大限に発揮できるように、2拠点を余暇と仕事の機能に分けています。

今川センター

自宅ではない所で『安心した気持ち』が持てる場所。

自宅ではない所で『安心した気持ち』が持てる場所。余暇と自立に必要なスキルを身につける場所。

今川センターは住宅地の中にあるマンションの一階にあり、地域の方との交流を通して地域の中で暮らしていく拠点となっています。障がいのあるなしに係らず、社会の中で生きづらさを感じている人すべてを対象としており、安心してくつろいだり、相談できる場を作ることで、自分の中に安心・自由な気持ち、自信を芽生えさせることを目的としています。
また、今川センターでの生産活動は「自分のペースでゆっくり働きたい」「落ち着いて長時間同じ場所で働くことに自信がない」方など、どんな方でも「働く」経験ができる環境を作り、自立への一歩となることを目的としています。

多種多様の活動

今川センターの活動は7項目にわたり、活動のひとつである「プログラム」は13種類に細分化しています。このように多種多様な活動を行う目的は、障がいのある人の「やってみたい!」という気持ちを大切にし、新しいことに挑戦する場を作ることで主体性を発揮してもらうことです。

誰もが生きやすい街の創造

今川センターでは多くのボランティアの方が活動されています。地域のみなさんが障がいのある人とかかわることで、「生きづらさ」を感じることは誰にでも起こりうることで他人事ではない、と自分に照らし合わせて見てくれるようになることも大切な目的のひとつです。
障がいのある人と地域の方々、この二者がかかわり、混ざり合い、ひとつになることで大きな力となっていく場が地域活動支援センターであり、その作用が少しずつ地域に広がっていくことで地域に暮らす一人ひとりが本来持っている力を十分に発揮できる状態になることが、「誰もが生きやすい街」の姿であると考えます。

前センター ほっぷ

職業訓練と地域との交流、情報発信の場「ほっぷ」

ほっぷは新浦安駅前の旧行政サービスセンターを借りて、障害者自立支援対策臨時特例基金事業補助金(障害者自立支援基盤整備事業)で内部を改修し運営しています。人通りの多い場所でお店を運営することは、障がいを持つ人が色々な人とかかわりながら働くこと、地域との交流の場としての役割を果たすことに、大きなプラスになっています。
また、障がいのある人が働くことは、その行為自体が普及啓発活動につながり、地域の方の感受性を高める役割を果たしています。

昼はリサイクルショップ、夜は立ち呑み処

「ほっぷ」は昼はリサイクルショップとして、夜は立ち呑み処として活動しています。
リサイクルショップでは地域の方々から提供していただいた品を、リサイクル品として販売しています。
ここで得られた利益は、ほっぷで働く障がいのあるスタッフの工賃となり、生活を支えています。
夜の営業、立ち呑み、アルコール、福祉施設、これらのイメージは全くつながらないかもしれません。しかし、障がいのない人が普通に経験することを同じように経験できる環境を作ることが地活の目的であり、使命でもあります。
障がいのある人も気軽に外食したり、お酒を飲んだりできる場所を利便性の高い場所に作ることで、障がいのない人と触れ合う機会を創っています。

人と人とが関る機会の創出により、地域の感受性を高めることも目的のひとつです。

地域との交流、情報発信の新しいかたち「ほっぷの夕べ」

平成21年から、障害のある人を地域の方に理解してもらい、障害のあるなしに係らず人と人とが出会い、交流する場をつくり、街づくりの一端を担うために毎月一度のイベント「ほっぷの夕べ」を始めました。
毎回テーマを決めて開催していますが、取り上げるテーマは障がいや福祉に限らず、音楽など話題性のあるものをとりあげたり、コンサートを行ったりしています。

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図-1
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図-2
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図-3
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図-4
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